小児歯科のご挨拶

初めまして!

副院長の荻原敬(おぎわらたかし)と申します。

当院では、時には子供目線で、時には親御さん目線で、状況に合わせて治療計画を考えながら治療を進めてまいります。また、必要に応じて病気の予防法についてご提案させていただいております。少しでも、ご両親のご負担を軽減できるようにサポートさせていただきたく考えております。

日本歯科大学新潟病院小児歯科との連携

当院では、日本歯科大学新潟病院小児歯科(新潟県新潟市中央区)と連携体制を確保しています。

以下の場合には、当院での治療は対応できないため大学病院を紹介しております。

①治療ができない・協力が得られない場合

②歯科医師が危険と判断した場合

③専門性が高い診査診断が必要な場合

治療の際には危険を伴う場合もあるため、上記の場合には当院では対応できないことがあります。

大学病院では、そのような場合においても診査診断・治療の対応が可能なため、痛みを伴う症状が発現する場合やその可能性が高い場合には、早期の受診をオススメしております。

小児の歯並び

小児の矯正治療の場合は、治療の開始時期が大切です。早く開始した方が良い場合や成長を十分に待ってから治療を開始した方が良い場合など様々です。

「早く矯正治療を始めたい」とお考えの患者さんは多くいらっしゃいます。

しかし、基本的には十分に待つことで短期間で効率よく治療を進めることができ、稀なケースですが、治療が不要な場合もあります。それは、小児のお口は成長とともに常に変化しているからです。ただし、「反対咬合」「はさみ状咬合(シザースバイト)・交叉咬合」「骨格性不正咬合」など特殊な症例の場合には早期に治療する必要があります。実は、この判断はなかなか難しいところで、経験豊富な矯正を専門とする歯科医師が得意とするポイントでもあります。特に小児歯科の矯正治療では、無駄な治療は避け、効率よく進めることが重要です。


以下にご紹介する症例は、一度も治療せずに様子だけ見ていた(経過観察)だけで、成長とともに自然に歯並びが改善した症例です。治療せずにここまで自然に改善することは大変稀なケースであり、普通であれば矯正治療が必要と考えらえれる症例です。あくまで、成長とともにお口の状態は自然に変化することを知っていただくために記載していることをご承知ください。