【歯周病治療の基本的な流れ】
①歯周病検査
②歯磨き指導・歯石とり・クリーニング
③再評価
④必要に応じて歯周病手術
⑤メインテナンス(定期検診)
【参考】歯周治療の流れ
当院では、日本歯周病学会の治療指針に基づいて治療計画を立案しております。治療方法については日本歯周病学会・日本スウェーデン歯科学会の見解に基づいて決定しております。
歯周病で無くなってしまった歯周組織(骨など)は、そのまま放っておいても再生することはありません。
そこでこの歯周組織の再生に効果が期待できる薬剤として開発されたのが「リグロス」です。リグロスは歯周病の進行によって破壊された歯周組織を再生する効果があります。
つまり、リグロスによる歯周病手術を行うことで、重度歯周病の歯を温存できる可能性があります。
リグロスは、医科分野においてやけどなどで失った皮膚の再生に使用されている薬剤と同じ成分でできています。2001年から使用が開始され、実に20年以上 の実績があり、信頼性は確かです。
歯周病治療に使われるリグロスは、医科分野で使われている薬剤の濃度を歯科用に変え、歯を支える歯周組織を再生するための薬剤として誕生しました。
当院では、重度歯周病に対する再生療法に、「リグロス」を使用しています。従来の再生療法は保険の適用がなく、自由診療で高額な治療費がかかりましたが、平成29年から厚生労働省の認可を受け、保険適用で使用可能となりました。当院では、再生療法については全て保険診療で行なっております。